こんにちは、プランニングディレクターのトナカイトシキ(@TonakaiToshiki)です。
最近ではブログを始める人が後を絶ちません。
これを読んでるあなたも「ブログで稼ぎたい!」と考えているかも知れませんね。
会社の給料に頼らず自分で収入を作るという考えは素晴らしいと思います。
しかしですね。
「ブログ収入で生きてくぞ!」という考えはあまりおすすめできません。
強い意思があれば別ですが「とりあえずブログやろうかな」程度の気持ちであれば、この記事を読んで、稼ぎ方について考えて欲しいなと思います。
この記事では
- 「そもそもブログで稼ぐってどういうこと?」
- 「どうしてブログで収入が得られるの?」
ということが気になっているあなたに
- ブログで稼ぐ仕組み
- 私がブログで稼ぐのをオススメしない理由
- ブログで効率的に稼ぐなら先に自分の商品をつくろう!
といった内容をお伝えします。
メリットとデメリットを知った上で行動しよう。
ブログの稼ぎ方の仕組み
もしあなたがブログで稼ぎたいと思っているなら、そもそもブログ収入がどういう仕組みで入るのかを知る必要があります。
不労所得に近いスタイルを想像しているなら、それは「広告収入」によるものです。
広告収入には主に以下の2通りの課金の仕組みがあります。
- 成果報酬型広告(アフィリエイト)
- クリック報酬型広告(アドセンス)
順番に解説します。
広告収入の仕組み1:成果報酬型広告(アフィリエイト)
アフィリエイトは、自分のブログ記事に、企業の商品のURLを掲載して、そこから注文が入ると報酬が発生する仕組みです。
あなたがオススメしたい商品の購入リンクを貼って、そこから商品の購入者が現れると、購入金額の数%が成果報酬としてあなたに支払われます。
このように、企業の商品のURLを掲載した記事を量産して、そこに人をたくさん集めるのが成果報酬型広告(アフィリエイト)の稼ぎ方の基本的な仕組みです。
広告収入の仕組み2:クリック報酬型広告(アドセンス)
アドセンスは、webサイトに広告を表示させて、その広告がクリックされるたびに報酬が発生する仕組みです。
アフィリエイトと違って報酬単価は低いですが、購入や成約まで至らなくてもクリックした時点で報酬が発生するのが特徴です。
ブログで稼ぎたいブロガーさんには必須と言えるでしょう。
ということで、アドセンスで稼ぐためにはひたすらアクセスを集める必要があります。
厳密に言うと広告をクリックさせるための細かいテクニックもありますが、とにもかくにもアクセスです。
「ブログで稼ぐ」というと基本的にはこの2つが主な収入源となります。
「ブログで稼ぐ」をオススメしない理由
ここまで聞くと一見簡単に稼げそうですが、オススメできない理由もいくつかあります。
メリットも多いブログ収入ですが、デメリットもあるので、それを聞いたうえで冷静に判断したらいいんじゃないでしょうか。
「ブログで稼ぐ」をオススメしない理由1:収益性がコントロールできない
アフィリエイトとアドセンス、両方に同じことが言えますが、どちらも「たくさん人を集めて、ユーザーに反応してもらう」ことで報酬が発生するビジネスモデルです。
「企業の代わりに」「たくさん人を集めて広告宣伝する」っていうのは、「他の人でもできる作業」を「あなたが代わりにやる」ってことなんですね。
人さえ集めてくれるなら誰がやってもいい作業なので、必然的に単価は低収益なものになります。
他の人でもできる作業を、相手が決めた値段でやるしかない。
つまり収益性が自分でコントロールできないということです。
収入というのは、「売った数」×「単価」
という計算で決まるので、自分で「単価」を決められない以上「売った数」を増やすしかありません。
今後人口が減っていく日本で「アクセスを増やす」以外に収入を増やす手段がないビジネスに全力投球で参入するのは結構大変です。
別にブログで稼げないと思ってませんが、同じパワーを割くなら収益性をコントロールできるビジネスをした方が良くない?というのが私の考えです。
「ブログで稼ぐ」をオススメしない理由2:ひたすらアクセスを稼ぐのは大変
「ひたすらアクセスを集める必要がある」と言いましたが、アクセスを集めるための記事を書くのは想像している以上に大変です。
自分の好きなジャンルでブログを書いて、お小遣いを稼ぐ程度なら問題ではないです。
ところが、ブログで食ってくレベルでアクセスを集めることに集中するとそうはいかない。
「世の中のトレンドに乗っかったもの」や、「検索されそうなテーマ」を調べて、読んでくれそうな記事を無理やり捻り出す必要があります。
もっと言うと「クレジットカード」や「動画配信サービス」などジャンルありきでブログのテーマを決めるところから始まります。
もう興味もへったくれもありませんね。
興味のないテーマを毎日調べて、ひたすらアクセスを集める記事を書き続ける、なんてことを続けられる人がどれだけいるんでしょうか。
向き不向きでいうと、向いてる人の方が少ないと思います。
それならやっぱりそのパワーを収益性コントロールできるビジネスに使った方が良くない?と思っちゃう。個人的にはね。
「ブログで稼ぐ」をオススメしない理由3:モチベーションが続かない
モチベーション続かないのが最大の壁かと思います。
実際はブログで扱うテーマの専門家になって、毎日継続的に記事を書き続けていれば、いつかは収益化できます。
ブログ収入のためなら寝る間も惜しんで頑張れる人もいるでしょう。
でもほとんどの人はモチベーションが続かなくて脱落していきます。
これはもうどんなに優れたノウハウを手に入れようと根本的な解決にはならなくて、
お金のためだけに頑張れる人はそんなに多くない
ということです。
せどりや転売も再現性が高いのに、継続する人が少ないのもこれが原因です。やる気とかの問題じゃないんですよ。
心の底から情熱を持って、あなたの能力が発揮できますか?
って話です。
これらを考慮したうえで「自分には向いてそう」と思うなら本業ブロガーを目指したらいいと思います。
頑張れば稼げるのは本当なので。
まあ適正がある人はほとんどいないと思いますけどね。
稼ぎたいなら先に「自分の商品」をつくれ
じゃあどうしたら稼げるんだよッ!というあなたはですね。
先に自分の商品を作ることから始めてください。
自分で単価を決めて、収益性がコントロールできる商品やサービスを先につくる。
そしてそれを知ってもらうための集客用ブログをつくる。という順番でブログを開設してアクセスを集めるのは非常に効果的です。
1件単価100円の他人の商品を1000件売って10万円稼ぐのと、
1件単価10万円の自分の商品を1件売って10万円稼ぐのでは、後者の方が圧倒的に効率が良いですからね。
- 自分が情熱を持って取り組めるビジネスで、
- 収益性がコントロールできる商品を作って、
- アクセス数より成約率を重視した集客をする
こっちの方が成功率が高くて、適正のある人も多くて、効率も良いと私は思います。
そしてその仕組みの中でアフィリエイトや広告収入をブログに組み合わせるのは非常にオススメです!
どうしたら自分の商品が作れるの?という方は、スモールビジネスの作り方についての記事や、起業で失敗しない顧客の見つけ方の記事を参考にしてみてください。
それではまた次回!!