こんにちは、プランニングディレクターのトナカイトシキ(@TonakaiToshiki)です。
儲かるビジネスにはホリエモンが提唱したとされる4つの原則があります。
結論から言うとこれは本当です。
正確にはローリスクでビジネスを始めて、素早く事業拡大するための原則といえます。
この4原則に当てはまるビジネスは稼ぎやすく、失敗のリスクも少ないので、新規事業を設計するときのヒントになります。
とはいえ、最初から4つ全てに当てはまるビジネスを考えようとすると、なかなか先には進めません。
そこで今回は儲かるビジネスの4原則を解説しながら、
についてお話しします。
この4原則が頭に入ってると、ビジネスアイデアを考えるときに役立つよ。
儲かるビジネスの4原則
1. 小資本で始められるビジネス
スモールビジネスで優先度が高いのは小資本で始められるビジネスです。
理由は、新規事業を立ち上げてもいきなり上手くはいかないため、検証と改善を繰り返して調整する必要があるからです。
いきなり大量の資金を投入すると、失敗したときのリスクが高くなるだけでなく、方向転換が難しくなります。
とはいえ、全く初期費用をかけないせいで選択肢が減るのも良くないです。
コツとしては、
ではなく、
と良いです。
例えば「学習指導の塾講師」で開業するとします。
この場合、多額の資金を投入して物件を借りて開校する方法がありますね。
ここで「学習指導をして学生の成績を上げる」という成果が得られるほかの方法を考えます。
このように、成果から逆算して少ない費用で実現する方法を考えると、様々なアイデアが生まれます。
立ち上げ初期は特に収益が安定しにくいので、初期費用や固定費はなるべく抑えましょう。
2. 出来るだけ在庫を持たないビジネス
商品を仕入れる必要がないビジネスを指します。
スモールビジネスでは在庫を抱えること自体がリスクです。
などなど、理由はたくさんあります。
ある程度まとまった資金を使って運用しないと効率が悪いため「小資本で始められるビジネス」と相性が悪いです。
情報やスキルを販売する無形サービス、無在庫販売、受注生産などの工夫をすることで、在庫リスクを抑えることができます。
3. 利益率が高いビジネス
利益率とは、売上から利益の割合を数値化したものです。
どんなに売上が高くても利益率が低ければビジネスとして成立しません。
仮に100万円を売り上げても、経費が110万円掛かったら赤字です。
利益率を上げるコツは2つあります。
2番目が重要です。
これは「1回売れても100回売れても、かかるコストは1回分」のような仕組みのことです。
いくつか事例を紹介します。
こんな感じで「どれだけ売上が増えても掛かるコストは一定」という収益構造を考えると、利益率が高くなりやすいです。
逆に「60分の指導をマンツーマンでおこなう」といったビジネスモデルは労働集約型になるので、安易に採用しないようにしましょう。
4. 定期的に収入が見込めるビジネス
理想をいえば定期的に課金されるサブスク型が望ましいです。
将来的には定期課金を収益構造に組み込むべきでしょう。
しかし、定額課金にこだわってお客様に提供する価値を下げては本末転倒なので、立ち上げ初期はここの優先度は低いと考えます。
スモールビジネスではお客様の声に耳を傾けて、満足度の高いサービスをつくることを優先すべきです。
そのあとに顧客のニーズにコミットした定額課金サービスをつくる順番がオススメです。
また、定額課金でなくとも「定期的に利用してもらうサービス」として設計することは重要です。
一度売ったら終わりだと、延々と新規顧客の集客にコストを投入し続ける必要があります。
リピーターとなって何度も利用してもらえるよう、顧客リストをつくって定期的にアプローチするなどの工夫をしましょう。
「儲かるビジネスの4原則」に当てはまるビジネスモデル
ここまでで気づいたとおり、儲かるビジネスの4原則全てに当てはまるビジネスはかなり限られます。
オフラインのビジネスは難易度が高いため、WEBを活用したビジネスを推奨します。
ここからは、4つの原則に当てはまり、小さく始められるビジネスモデルをいくつか紹介します。
1.アフィリエイト
副業の代表格、アフィリエイトです。
自分のメディアで商品を紹介し、そこから購入されることで、売上の一部が報酬となる仕組みです。
儲かるビジネスの4原則を全て満たし、再現性が高いビジネスモデルといえます。
といった特徴があり、数少ない理想のビジネスモデルといえるでしょう。
一方で、差別化が難しく、大きく稼ぐためには圧倒的な作業量と継続が必要ということも覚えておきましょう。
2.代理店ビジネス(販売代理業)
代理店業とは、企業のサービスと顧客をつないで、仲介料を報酬として得るビジネスモデルです。
通信サービスやウォータサーバーの契約代理が代表的です。
といった特徴があります。
また、代行企業の商品と信用度を使ってビジネスを始められるので、自身に資金や信用がなくても事業展開できるメリットがあります。
一方で、
といったデメリットもあります。
3.無在庫ネットショップ経営
ものづくりが得意な方はネットショップ事業がおすすめです。
といった特徴があります。
集客方法・販売戦略をしっかり構築すれば収益を出しやすく、小さく始めれば失敗したときのリスクはほぼありません。
「BASE 」や「STORES 」などを使ってネットショップを開業すれば、初期費用0円で今すぐ始めることが可能です。登録だけでもしておきましょう。4.専門知識を活かした専門家ビジネス
自分のスキルや知識を商品として提供するビジネスです。
例えば、デザイン、プログラミング、料理、英会話、筋トレ、占い…などなど。
あなたと関わりの深い分野あれば、どんなジャンルでもOKです。
専門スキル、好きなこと、得意分野などの専門家となって、サービスを提供します。
サービスの提供方法は大きく分けて3つあります。
- 専門スキルが必要な人の代わりに作業をする代行業
- 専門スキルが必要な人に知識を教える指導業
- 専門スキルを教材やコンテンツにして販売する販売業
例えばプログラミングの場合はこんな感じです。
このように、自分の専門分野 × 提供方法を組み合わせることで、複数のサービスをつくることができます。
専門知識を高めればサービスの価値も高まるため、単価を上げやすいです。
ただし、集客、商品づくり、仮設検証など、ゼロからやらなければならないタスクが多いです。
自由度が高いかわりに、難易度も高いといえるでしょう。
しかし、小さく初めて正しい行動をコツコツと積み重ねることで、成長性の高いビジネスをつくることができるオススメの起業方法です。
専門家ビジネスの実績づくりをするなら、ココナラ やストアカ などのプラットフォームでサービスを提供してみましょう。結論:オススメは専門家ビジネス
今回ご紹介した、
これらは儲かるビジネスの4原則を満たしたビジネスモデルです。
わたしはこの中でも特に専門家ビジネスを推奨しています。
難易度が高いかわりに、
といった大きなメリットがあるからです。
儲かるビジネスの4原則を意識して小さく始めれば、失敗のリスクを抑えることができます。
高い難易度を乗り越えるためのヒントはブログの中で公開しているので、正しい行動を続けて理想のビジネスモデルを目指してください。
専門家ビジネスの具体的な始め方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
実質コストをかけずにビジネスづくりをする方法はこちらの記事を参考にしてください。
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それではまた次回!