こんにちは、プランニングディレクターのトナカイトシキ(@TonakaiToshiki)です。
個人で情報発信できるツールが増えて、ビジネスを始めるハードルがとても低くなったと感じます。
これを読んでいるあなたもSNSやブログで集客するために、有益情報の発信を頑張っているかも知れませんね。
しかし、情報が有益なだけではあなたのメッセージは伝わりません。
なぜなら、コンテンツマーケティングという手法が一般的に広まったことで、無数のコンテンツが生まれ続けているからです。
コンテンツ乱立時代に、質の高さだけで勝負しては残念ながら埋もれてしまうでしょう。
そこで必要となるのが「ビリーフ」というわけです。
といった悩みがある方はぜひ最後まで読んでください。
記事の最後ではビリーフ発掘に役立つPDFシートがダウンロードできます。
「ビリーフ」とは「信念」である
ビリーフとは、簡単にいうと「信念」のようなものです。
「思い込み」といった意味でも使われたりします。
要するに「こうあるべきだ!」という自分なりのこだわり、考え方、信条といったものを全部ひっくるめて「ビリーフ」と呼んでいます。
例えば、私のビリーフはこんな感じです。
ほんの一部ですが、私の根幹にはこういったビリーフがあって、発信するメッセージにも自然と価値観が込められています。
有益なノウハウやハウツーを網羅したコンテンツよりも、実はこういったビリーフを伝えることの方が大切だったりします。
なぜコンテンツにはビリーフが必要なのか?
無数のコンテンツが生まれ続けた結果、世の中はすでに素晴らしいコンテンツで溢れています。
もはや「情報の質」で勝負することは不可能です。
ノウハウやハウツーの本質は変わらないので、似たような内容で切り口を変えたり、付加価値を付け加えて改善するしかないわけです。
そこにビリーフ、つまりあなたの価値観や強いこだわりを明確にして発信することで、独自性や魅力が生まれます。
人というのは、情報を与えて頭を動かすだけでは、行動させることができません。
価値観に共感し、感情を動かすことで、初めて行動させることができるのです。
だからコンテンツにはビリーフが必要なのです。
ビリーフのないコンテンツを作ると競合との差別化が難しくなる
ユーザーの検索意図から逆算してコンテンツをつくる事例を紹介します。
このように、すでに評価されている記事から逆算した記事づくりを積み重ね、WEBメディアを作成する手法があります。
こうした考え方自体は、SEO対策の観点からも必要なことです。
しかし、
このような動機で作られたコンテンツは、検索エンジンや競合などの外的要因に目を向けて作られたものです。
そこに自分の意思やこだわりがないため、結果としてありきたりで無機質なコンテンツが生まれます。
そして同じ手法を競合にやられて検索順位が落ちるわけです。
ビリーフを作らないとこういう土俵で勝負することになります。
ビリーフを伝えるメリット1:自分の軸が言語化できる
ビリーフは適当に考えるものではありません。
必ず過去の経験・環境にもとづいて形成されています。
つまり、あなたもすでにビリーフを持っているはずです。
「ビリーフを伝える」ということは、自分の信念や、社会に対する問題提起を言語化することに他なりません。
例えば私の場合は、
という原体験から、
といったビリーフが形成されたわけです。
他人にどう反論されようが知ったこっちゃありません。
自分にとっての真実であり、絶対的な信条。ブレない軸。
そういったものを言語化することで、自分の軸がハッキリ見えるようになります。
ビリーフを伝えるメリット2:独自性や特徴が生まれる
ビリーフを言語化すると、あなたの価値観がメッセージに宿ります。
「社会はもっとこうあるべきだ」という問題提起に対して「自分はこう考える」という想いを言語化して発信することが重要です。
なぜなら、あなたの経験にもとづいた価値観は、決して誰とも被ることはないからです。
その解決策をあなたが提示する。
あなたの価値観による問題の提起と、解決を提示するコンテンツをつくることで、誰も真似できない独自性が生まれます。
ビリーフを伝えるメリット3:価値観に共感する人が集まる
ビリーフの発信を続けていると「有益な情報」ではなく「あなたの価値観や問題意識」に共感する人が集まってきます。
そういったものに賛同してくれるユーザーは、あなたのファンとなり、他の人と比較しようとは考えなくなります。
つまり比較されないポジションを手に入れることが、ビリーフ発信のゴールとなります。
有益な情報や優れたノウハウはどこからでも手に入ります。
大切なのは「その情報やノウハウをあなたがなぜ重要だと考えているのか?」という部分です。
そこに共鳴すると、人は動きます。
と思わせるために必要なのは、情報や商品の優れたスペックではなく、ビリーフなのです。
まとめ:ビリーフを言語化してコンテンツに込めよう
ビリーフを言語化するのは大変な作業ですが、
といった大きなメリットがあります。
有益情報はすぐに真似されますが、あなたの経験から生まれた価値観が真似されることは決してありません。
お役立ち情報やノウハウ記事を量産しているあなたは、ぜひ自分のビリーフをコンテンツに込めることも意識してください。
【無料特典】ビリーフ発掘シートがダウンロードできます
最後に、あなたのビリーフを言語化するための質問シートをプレゼントします。
過去の自分と向き合い、普段意識することがないビリーフを言語化するのは大変ですが、ぜひシートを活用して、今後のコンテンツ発信に役立ててください。
最後までビリーフ発掘シートを埋めると、ビジネスづくりのときもそのまま使えます。
自分のビジネスをつくりたい人は、ビジネスの仕組みについてのこちらの解説記事を読んで、いろんなビジネスアイデアを考えてみてください。
それではまた次回!